ユーリー・ステファニャク

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プロパガンダとジェノサイド: ロシアのプロパガンディストを罰することは可能なのか?

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プロパガンダとジェノサイド: ロシアのプロパガンディストを罰することは可能なのか?

ウクライナや国際的な人権活動家たちは、ロシア軍がウクライナで犯した戦争犯罪を毎日のように記録しています。ウクライナ人に対する大量虐殺、プーチンとその配下に対する国際法廷の創設、ニュルンベルク裁判など戦犯を処罰した前例に関する言及が盛んに行われています。しかし、それらは本当に有効なのでしょうか、また、ロシアのプロパガンダ扇動者たちに対して遅かれ早かれそのような法廷が開かれることをウクライナ人たちは望むことができるのでしょうか?歴史的な例と現時点との類似性を考慮しながら、国際法廷におけるプロパガンダ扇動者たちのケースを見て、この問題でどこに正義を求めるべきかを探ってみます。

ヤルタの歴史:クリミアの街におけるウクライナのアイデンティティ

戦争

ヤルタの歴史:クリミアの街におけるウクライナのアイデンティティ

クリミア南部の黒海の美しい湾に位置するヤルタの街は、ロシアが半島を占領して以来、9年以上にわたってウクライナ人が立ち入ることのできない場所となっています。それ以前は、主に発展した人気のリゾート地として知られ、ウクライナ国内外から人々が集まっていました。2014年以降、「ルースキー・ミール」は一貫してヤルタの観光地としての魅力を潰してきました。今は汚いビーチがあり、旅行者はほとんどおらず、森林伐採によって自然は一部破壊されています。占領当局に異論を唱えただけで、ウクライナ人やクリミア・タタール人が拉致され、殺害され、ロシアに連行され、捏造された事件で投獄されるのです。本格的な侵略が始まってからはそのような抑圧は強まるばかりでした。

ウクライナにルーツを持つ著名人たち

戦争

ウクライナにルーツを持つ著名人たち

ロシアがウクライナに本格的に侵略したことで、ウクライナ人は自分の家系についてさらに詳しく調べ、自分の出自を理解するようになりました。ウクライナにルーツを持つ人々も同様で、2022年まで自分がロシア系ではなくウクライナ系であることにすら気づいていなかったかもしれません。

「ウクライナに栄光あれ」だけではないウクライナのフレーズ

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「ウクライナに栄光あれ」だけではないウクライナのフレーズ

ポーランドの「Za wolność naszą i waszą(あなたたちと私たちの自由に!)」、ベラルーシの「Жыве Беларусь! Жыве вечна!(ベラルーシ万歳!永遠に万歳!)」など、スローガンや非公式な標語は各国に存在しますが、いずれも国の主たる意思を端的に表現しています。ウクライナのスローガンで最も人気があるのは「Слава Україні — Героям слава(ウクライナに栄光あれ、英雄たちに栄光あれ)」で、ロシアによる侵略により特に流行しました。しかし、自由と独立を求めるウクライナの戦いを象徴する表現は他にもあります。数世紀前あるいは数十年前に生まれたスローガンかもしれませんが、これらのフレーズは全てウクライナ人の強さを示しています。私たちは自らメッセージを作り出し、それを全員で共有し、国中のあらゆる場所で耳にすることができているのです。

「別世界」 砲撃された車両の墓地を捉えた写真プロジェクト

フォトストーリー

「別世界」 砲撃された車両の墓地を捉えた写真プロジェクト

本格的な戦争が始まってから1年以上が経過し、ウクライナの人々は毎日のように歴史的な出来事を体験し目撃しています。私たち一人ひとりがそれを理解しようと努めていますが、数カ月あるいは1年経っても起こったことのすべてを理解することは困難です。しかし、答えを探すことで、私たちは自らの個性や忍耐を強め、最終的には価値観を形にすることができるのです。

模倣国のロシア

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模倣国のロシア

「ロシアは反欧米だ」 というテーゼはメディア空間でよく耳にされています。確かに、この国は、独自の方法ではなく、他国への反発姿勢を通じて自分自身を伝える一方で、ロシアも所有しているかような民主主義と欧米の価値観で自分自身を覆い続けています。「ルースキー・ミル(ロシアの世界)」は、文明世界の価値観や思考をひねったり歪めたりしてしまう歪んだ鏡のようなものです。

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