伝統

世界に知られていないペトリキウカ(2013年、UNESCO無形文化遺産に登録)

ペトリキウカはその名の通り、ペトリキウカ村で生まれた伝統的な民俗装飾芸術である。昔、ここに暮らしていた人々は自宅の壁、家財道具、楽器にペトリキウカを描いていた。現在、より様々なものにペトリキウカが描かれており、ウクライナのシンボルとなっている。さらに、2013年にはユネスコの無形文化遺産に登録された。このユニークなデザインは伝統的な道具であるコティヤーチカ(「猫の毛」の意)を使って、多くの画家によって描き続けられている。

カルパチアのトロッコ列車 (山の中のトロッコ列車)

カルパチア地方に位置するヴィホダ村では、3,500人が住んでおり、またその村にはとある面白いトロッコ列車が、100年以上に渡って今も保存されている。木材輸送のために作られたそのトロッコ列車は、二度の世界大戦を生き延び、その所有者を変えて伝えられてきた。現在では、工業用だけではなく、観光用にも使われ、路線の周りではインフラ開発が活発的に行われている。

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