ナタリヤ・ポネディロク

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ロシアによる侵略の手段としてのスポーツ: 世界の反応

スポーツ

ロシアによる侵略の手段としてのスポーツ: 世界の反応

ロシアがベラルーシの協力を得てウクライナへの本格的な侵略を開始した時、ロシアの選手たちは国際大会への参加を停止されました。しかし、戦争が未だ続いているにもかかわらず、2023年初頭にロシアとベラルーシは世界のスポーツ界に復帰し始めました。ロシア人とベラルーシ人に対してどのような禁止措置が取られているのか、なぜスポーツは政治とは関係のない存在ではないのか、なぜ可能な限りあらゆる分野で侵略国家に対してボイコットをし続ける必要があるのか、見ていきましょう。

どのようにロシアのソフトパワーが殺すのか?(パート2)

戦争

どのようにロシアのソフトパワーが殺すのか?(パート2)

ロシアは常に世界に影響を与えようとし、「西側諸国はロシアを尊重しなければならない」「EUはロシアなしでは生き残れない」「制裁はモスクワに害を与えるのではなく、むしろモスクワを強くする」などといった帝国主義的なナラティブを推し進めてきました。これらの主張はいずれも、軍事的・経済的圧力ではなく、文化やナラティブを通じた影響力の手段であるソフトパワーによって推進されています。

「ウクライナに栄光あれ」だけではないウクライナのフレーズ

戦争

「ウクライナに栄光あれ」だけではないウクライナのフレーズ

ポーランドの「Za wolność naszą i waszą(あなたたちと私たちの自由に!)」、ベラルーシの「Жыве Беларусь! Жыве вечна!(ベラルーシ万歳!永遠に万歳!)」など、スローガンや非公式な標語は各国に存在しますが、いずれも国の主たる意思を端的に表現しています。ウクライナのスローガンで最も人気があるのは「Слава Україні — Героям слава(ウクライナに栄光あれ、英雄たちに栄光あれ)」で、ロシアによる侵略により特に流行しました。しかし、自由と独立を求めるウクライナの戦いを象徴する表現は他にもあります。数世紀前あるいは数十年前に生まれたスローガンかもしれませんが、これらのフレーズは全てウクライナ人の強さを示しています。私たちは自らメッセージを作り出し、それを全員で共有し、国中のあらゆる場所で耳にすることができているのです。

「別世界」 砲撃された車両の墓地を捉えた写真プロジェクト

フォトストーリー

「別世界」 砲撃された車両の墓地を捉えた写真プロジェクト

本格的な戦争が始まってから1年以上が経過し、ウクライナの人々は毎日のように歴史的な出来事を体験し目撃しています。私たち一人ひとりがそれを理解しようと努めていますが、数カ月あるいは1年経っても起こったことのすべてを理解することは困難です。しかし、答えを探すことで、私たちは自らの個性や忍耐を強め、最終的には価値観を形にすることができるのです。

模倣国のロシア

戦争

模倣国のロシア

「ロシアは反欧米だ」 というテーゼはメディア空間でよく耳にされています。確かに、この国は、独自の方法ではなく、他国への反発姿勢を通じて自分自身を伝える一方で、ロシアも所有しているかような民主主義と欧米の価値観で自分自身を覆い続けています。「ルースキー・ミル(ロシアの世界)」は、文明世界の価値観や思考をひねったり歪めたりしてしまう歪んだ鏡のようなものです。

占領下のブチャを写真で振り返る

フォトストーリー

占領下のブチャを写真で振り返る

ブチャ、イルピン、ホストメリ — このキーウ近郊の小さな3つの街の名前は、今や世界中が知るところとなっています。2022年2月24日に全面戦争を開始したロシア軍によって行われたウクライナ人の大量虐殺が初めて明るみに出たのが、まさにこれらの場所だったからです。 3月には、占領軍の最初の攻撃目標となった、キーウ州のポリッシャ地方の複数の集落をめぐる熾烈な戦いが続きました。ウクライナ軍は4月の初めにこれらの地域を解放しましたが、それまでの1か月あまりにわたるロシアによる占領期間は、現地住民にとって真の苦難と悲劇の時となりました。ほとんどの期間は通信手段もなく、避難の見通しも立たず、何よりも、容赦無く街を破壊し、一般市民を殺害する残忍な敵に直面させられていたのです。

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